
2020/01/24
[宝石言葉]
沈着 聡明 勇敢
[特徴]
「海の水」という意味のラテン語を名前の由来とするアクアマリン。澄んだ海や水を思わせるその名の通り、透き通るように美しいブルー色を特徴とする宝石です。
アクアマリンは、ベリル(緑柱石)という鉱石に分類され、熱により青味を増す性質があります。ブラジルのサンタマリア産の濃く深いブルーを持つ種は、特に「サンタマリア」と呼ばれ、最高級のアクアマリンとされています。
マリー・アントワネットも愛したとされるアクアマリンは、中世ヨーロッパでは「夜の女王」の宝石として貴族たちに愛用されていたそうです。さわやかで涼しげな印象を与えるブルーの煌めきは、夜の灯りの中であなたの美しさをひと際輝かせてくれることでしょう。
[言いつたえ]
ローマ神話で、月の女神ディアナの石だったとされるアクアマリン。勇気や行動力をもたらす石とされ、生命の源である海を思わせるため、安心感が得られ、穏やかな気持ちに導いてくれます。身に着けると周りの人に優しく接することができ、コミュニュケーション能力も高まるともいわれています。
かつてヨーロッパの船乗り達の間では、航海や豊漁のお守りとしても大切にされていたようです。アクアマリンのジュエリーは、緊張する大切な瞬間などに触れると、あなたの気持ちを鎮めてリラックスさせ、そっと好結果へと導いてくれるかもしません。